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親子英語 “講師力育成” 講座 STEP1親子英語の位置づけを考える

英語は、指導対象も指導範囲も指導方法も非常に広く、多種多様な英語講師が各界で活躍しています。

だからこそ、個人で活動する英語講師は、ピンポイントでターゲット(生徒さん)を絞り込み、その生徒さんに必要な指導方法を極めていく必要があります。

Cheer Up! 教室開業支援 本講座は、英語教室を“開業+運営”し“WEBサイトをつくる”ための講座なので、レッスン対象も範囲も方法も問いません。どんな教室であろうと、サイト制作は可能です。

教室開業や運営について学び、WEBサイトを作りたいという方は、ぜひ教室開業支援 本講座の方をご受講ください。

このページでは、親子英語レッスンを提供していきたい先生のための親子英語“講師力育成”講座STEP1について、詳細をご紹介します。

以下の概要ページに大まかな流れはまとめていますが、あくまでも概要で、やたらダラダラと長いので(笑)、これからブログでそれぞれの詳細について紹介していきますね!

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まずはざっと概要を確認したあとに、この先を読み進めていただけると、よりわかりやすいと思います。

以下STEP1の目的と内容です。

親子英語レッスンとは?

親子英語レッスンにも様々な定義があると思いますが、大きく分けると2種類に分類されるのではないかと思います。

  • 親子一緒に英語レッスンに参加し、レッスン時間内に子どもと一緒に楽しむためのもの
  • 親子で英語を楽しむために、ママがおうちで英語のある環境をつくるための方法を学ぶためのもの

この2つです。

前者は、イベント性が高く、レッスンそのものがエンターテインメント性重視で、レッスン中に子どもや親子を惹きつける内容で構成されています。

後者は、おうちで英語がある環境を作れるように、歌や絵本、英語での声がけなどをママが学びそれを練習する内容になっています。

どちらがよいとか悪いとかはありません。どちらにもとても大きな価値があると思います。

親子英語“講師力育成”講座は、どちらかというと後者のタイプのレッスンを提供している方にピッタリの内容になっています。が、講師自身がレッスンの質を高めるという視点で考えると、どちらのタイプのレッスンであっても、必ず活かせる内容であると思います。

 

親子英語レッスンの対象は?

親子英語“講師力育成”講座で対象としているのは、子どもではなく、母親です(もちろん父親や祖父母でもいいのですが、レッスン開催の時間帯などを考えると圧倒的に母親が多いと思うので、ここでは母親としますね)。

親子、と掲げてはいますが、対象は親子ではなく、親子英語を学びたい母親であるという視点がとても大切です。

講師が提供する英語レッスンを、親子でイベントとして楽しむのか、母親がレッスンとして学ぶのか、の差がそこにはあります。

この親子英語“講師力育成”講座は、対象が母親であることを、まずはしっかりおさえてください。

対象は母親なので、子どもの年齢は問いません。年齢は問いませんが、母親と一緒に英語を楽しむということを考えると、多くの場合は小さい子がいるお母さんになると思います。小学生以上になると「お母さんと一緒に♡」という感じでもなくなってくると思いますので、大まかに、このレッスンのターゲットは、未就園児の母親、または未就学児の母親、としています。

さらに言えば、“英語が苦手なママ”“きれいな発音を身につけさせたいママ”を対象にしています。日本人の平均的な英語力を考えると、英語が得意ではない人の方が圧倒的に多いからです。でも、それも絶対ではないので、みなさんが英語レッスンを提供したい方たちのレベルに合わせて、自由にアレンジしていただければと思います。

 

従来の親子英語レッスンとどう違うの?

これはあくまでも私基準ですが、これまで提供してきたレッスン内容はこんな感じです。

  • 「色」「動物」「食べ物」「お着がえ」などのレッスンテーマを決める
  • そのテーマにそった歌や絵本、手遊びなどを紹介し、練習する
  • 子育てにつかえる英語フレーズを紹介し、練習する
  • フォニックスを紹介し、英語にしかない音を教えて練習する
  • 簡単なクラフトを用意し、親子で触れ合える時間を作る工夫を伝える
  • ハロウィーンやクリスマスなど、時々イベント性の高いレッスンもする

日本中のすべての親子英語レッスンを調べたわけではないので、これがスタンダードです!とは言えないですが、ブログやインスタなどを見ていると、世の中の親子英語はだいたいこんな感じの内容なのではないかと思います。

自分の子どもを含め、こういったレッスンを10年近く開催してきました。半分くらいの人は入園を期に親子英語を卒業されましたが、半分くらいの人は、園児以降も継続しています。

0歳から英語に触れてきた子どもたちですが、園児・小学生になっても英語がなめらかに出てきませんでした。

もちろん、何もしていない平均的な日本人の子どもたちよりは、リスニングも出来るし発音もきれいです。ただ、どうも私が思っていた感じとはちょっと違ったんですよね。(念を押しておきますが、生徒さんの出来が悪いという意味ではありませんよ。私が思っていたレベルに届いていない=私の指導に何かが足りない、ということです。)

同じ年齢でバイリンガルになっているお子さんと、うちの子ども達・生徒さん達との違いはなんだろう??とここ数年考えてきたのですが、行き着いた答えが“発音力”でした。

※圧倒的に英語に触れている時間が違う、ということももちろんあります。それは大きいです。でもここではいったん時間のことは置いてきます。

ここでいう発音力とは、単語がキレイに言えるとか、英語らしい音がちゃんと出せる、というレベルではありません。

もっともっとナチュラルな英語の発音です。

ナチュラルな英語の発音とは、音素レベルで正しい音が出せているだけではなく、弱化・連結・脱落・リズム・イントネーションなど、日本語にはない要素がモリモリに盛り込まれています。

ネイティブスピーカーが話すナチュラルな英語をたくさん聞いてきた子、おうちでそういう英語を話す機会がある子(つまり親がナチュラルな英語を話せる環境にある子)は、自然とそういう発音になっていくかもしれませんが、実際のところは、そういう環境にいる子は少数派ではないでしょうか?

ごくごくありふれた日本人的な環境であっても、英語のリズムやなめらかな発音を身につけることは出来ないだろうか?と考えて、現時点でたどりついたのが、この親子英語“講師力育成”講座でお伝えする内容です。

 

この講座でお伝えすることを実践して、きちんとママたちに伝われば、英語が苦手なママ自身が

  • ナチュラルな英語のリズムを感じる歌を選べるようになる
  • ナチュラルな絵本の音読の仕方がわかるようになる
  • 膨大な量の英語に触れなくても、しっかりポイントをおさえて繰り返し定着出来るようにする

そういう親子英語レッスンになっていきます。

たくさんの種類の歌、絵本、声がけを紹介するだけのレッスンではなく、どういう歌を選べばいいのか、どういう絵本を選べばいいのか、どういう発音で声がけをしたらよいのか、なぜそれが必要なのかを丁寧に伝え、丁寧に練習していきます。

「なぜこれなのか」という視点をママ自身が知ることで、最終的には使う教材はなんでもよくなっていきます。

 

私を含め、多くの親子英語講師のみなさんには、この部分が欠けていたのではないでしょうか?

英語講師という職業を選んだ時点で、みなさんある程度英語が出来るはずです。発音もいいし、ナチュラルな英語を話せる方がほとんどだと思います。多くの方がそれらを感覚的に身につけてこれたのだと思います。

しかし、自分が発音出来ることと、発音が出来ない人に出来るようになるためのノウハウを教えることは別物です。それが“感覚”ならばなおさらです。

親子英語“講師力育成”講座で私がイチバンお伝えしたいところは、そこです。

親子の触れ合いを大切にし、季節感を大切にし、英語で楽しく遊ぶことを大切にしつつも、それと同じくらいちゃんとした発音のノウハウを伝えられたら…。その発音力は、数年後の英語学習に必ずつながっていきます。

子どもがまだ小さく、何度も何度も同じ歌を歌ったり、同じ絵本を読んだりする時期だからこそ、発音の基礎の基礎、土台の土台を育めると思うのです。

その土台の土台を育むためには、長い時間一緒に過ごす、ママたちの発音を矯正する必要があります。

これまでたくさんのママたちに発音を教えてきましたが、日本語の影響は本当に強いです。レッスンでは出来ているけれど、おうちではよくわからなくなる、というママの方が圧倒的に多いのが現実です。

レッスンで英語の歌を歌ったり、絵本の音読を練習するだけでは、根本的なところまでは変わらないのではないかな…と私は思っています。発音を矯正するためには、ちゃんと発音のノウハウを学ばなければいけないからです。ノウハウがわからないと、いつの間にか日本語風の発音に戻ってしまうからです。

みなさんは、発音についてきちんと学んだことがありますか?日本人で発音をきちんと学んだことがある人は3%程度だそうです。あなたはその3%に入っていますか??

私が目指すのは、きちんと発音指導が出来る親子英語講師です。楽しいのは当たり前!ふれあいが大事なのも当たり前!さらに発音もめっちゃきれい!っていう、どうせやるならもっと欲張りになっちゃおうよ!!みたいな、親子英語“講師力育成”講座はそんな講座です。←急にノリが軽くなりましたが(笑)

 

ちなみにですが、途中で紹介した“なめらかに発音出来なかった子どもたち”ですが、私がレッスンの視点と伝えることを変えたところ、8割くらいの生徒さんの発音が、劇的によくなっています。特に小学生は私が伝えようとしていることを理解する力もついてきているので、急激によくなってきています。

子どもの成長は、みていて清々しいですね。

 

STEP1で考えること

親子英語“講師力育成”講座STEP1では、まずは現時点での自分のレッスンプランを見直していただき、発音指導に関する要素がどれくらいあるかを明確にします。

全3回の講座では、楽しい親子英語レッスンに発音指導の視点を加えるとはどういうことか…ということをじっくりと考えてもらい、ご自身のレッスンプランに肉付けをしていきます。

繰り返しになりますが、使う教材はなんでも構いません。歌も絵本も声がけも、今までやってきたのと同じもので大丈夫です。

すでに持っているものを活かして、どういう風に、発音指導の比重を増やしていくか、を考えます。

レッスンプランの組み立て方がわかって、その後の発音指導に不安がなければ、SETP1でこの講座を卒業してください。

発音について今まできちんと学んだことがなく、発音出来ない人がなぜ出来ないのか、どうしたら出来るようになるのかを知りたい方は、STEP2に進んでくださいね。

 

STEP2については、また別途記事を書きます~!

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